スター・ウォーズ エピソード8「最後のジェダイ」は新旧のキャラクターが入り混じりながらも世代交代を感じさせる渾身の一作

待望のスター・ウォーズ エピソード8「最後のジェダイ」は新たな3部作となったエピソード7「フォースの覚醒」のその後を描く物語。

前作7は初代4~6のエピソードの流れを組んだオマージュであり壮大なファンムービーであったが故に狙いすぎた作品でもありましたが、今作は主人公レイ(デイジー・リドリー)とカイロ・レン(アダム・ドライバー)との関係や内面性を描きつつも新旧のキャラクターが入り混じり、世代交代を感じさせる渾身の一作。旧作品から見続けている身としては、かつての主人公ルークスカイウォーカー(マーク・ハミル)の変貌ぶりと活躍は必見といえるでしょう。

150分という長さを感じさせないほど怒濤の展開に圧倒されますが、終わってみるとストーリーはどこか物足りなさや粗が目立つのも事実。初めて観るなら「フォースの覚醒」の方が分かりやすいし、作風は「ローグ・ワン」の方が好きでした。ファーストオーダーとレジスタンスの攻防もそれほど話が進まなかった気がします。

特定のヒーローが活躍するというよりは様々なキャラクターが活躍する群像劇になっていたり、圧倒的な“悪”が不在なのもある意味で現代的と言えるのかもしれません。反面、女性の強さと活躍ぶりが光っていたのが印象的でした。

新3部作の2作目でこのままエピソード9で上手く話が収束出来るのが不安になってしまいますが、この時代に新たなストーリーを体験出来たのは本当に良かったと思います。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ|映画 | スター・ウォーズ公式

12月15日公開 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』公式サイト。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、シリーズ最新作。映画作品の予告映像や試写会ご招待、プレゼントキャンペーンなど、お得な情報が満載!スター・ウォーズ公式 STAR WARS

 

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のmueponさんの感想・レビュー | Filmarks

mueponによる、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)」ついての感想・レビューです。

 

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