東京渋谷にあるアートギャラリー、NANZUKAで開催している佐伯俊男 展覧会「雲然」に行ってきました。
一瞬この絵は何を表現しているのだろうといった独特の世界観に驚かされますが、一度見たら忘れないインパクトを持っています。
そのイラストは、1972年に発表されたジョン・レノンとオノ・ヨーコのアルバム『Sometime in New York City(サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ)』にも使用されました。
そこにあるのは、“現代の春画・妖怪画”とも呼べるブラックユーモアとエロスの世界。
佐伯俊男としては過去最大級の展覧会ということなので、国内アンダーグラウンドシーンにとどまらず、伝説の絵師のオリジナル作品に触れてみるのもいいかもしれません。
ただし、渋谷NANZUKAの場所が非常に分かりづらく目立つ看板もないので、ビルの場所は地図等できちんと把握しておく必要があります。
観覧は無料。渋谷アイビスビル地下2階で、2018年1月20日(土)~ 3月3日(土)まで開催しています。
NANZUKA-佐伯俊男「雲然」
contemporary art gallery NANZUKA, 2-17-3 Shibuya Shibuya-Ku Tokyo Japan. Artist : Keiichi Tanaami, Hajime Sorayama, Toshio Saeki, etc