冒頭は必見だが初見だと厳しい、劇場版『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』

2005年にTBS系列で放映されたロボットアニメーション

『交響詩篇エウレカセブン』

それを元にリブート、再構築した作品が

劇場版『ハイエボリューション 1』

全3部作のうちの1作目。

元々の作品自体、過去のロボットアニメやサブカルチャーに対するオマージュが随所に見られ、ボーイ・ミーツ・ガール的なストーリー展開はある意味直球であり王道。
音楽の差し込み方も上手く、TV版はそれなりに楽しめるところがありました。

しかし、今作がそれと同等に評価出来るかというとかなり厳しいと言わざるを得ません。

冒頭で新規に書き下ろされた15分ぐらいの「ファースト・サマー・オブ・ラブ」がピークであり最高潮。それ以降は、ひたすらTVシリーズの総集編と再構築が延々と続き、特に感情の盛り上がりもないまま物語は終わります。

さらに、時間軸があちらこちらに飛ぶのでそもそも初見の人は理解するのが難しいし、TV版を見ていたとしても余程のアニメファンかキャラクターに理解がないとついて行くのは難しいでしょう。

TVシリーズから12年経っていることを考えると、当時見ていたユーザーも大人になっているはずなので、もう少し単体で見ても分かるような落ち着いたストーリー展開にしてもよかったのではないでしょうか。

あえて評価するとすれば、今作品を見た後にTVシリーズを見れば新たな発見があることぐらい。
幸いNetflixで全話見られるので、そちらを見つつ次回作に期待したいと思います。

レントンとエウレカの物語が劇場3部作で開幕!進化を遂げた映像とストーリー。すべての始まり「ファースト・サマー・オブ・ラブ」が描かれる。

 

MasakiUetakeによる、「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)」ついての感想・レビューです。